大学を卒業して定職につかなかった私はフリーターという気楽な立場で生活を送っていました。
フリーターと言っても定期的に職を変えていたので、収入も非常に不安定な状態でした。
それでも特にこれと言った趣味も無かったため、金銭的に困窮する事はありませんでした。
仮に困窮したとしても田舎から上京していた私はお金を無心する事もできないため、金銭感覚だけには他人よりもあったと自負がありました。
そんな中、ある時ふとしたきっかけでクレジットカードを作成する機会があり、何気なしに作成をしたのですが、それが今となっては落とし穴でした。
当時私はクレジットカードは買い物をする際に分割で購入するだけのものと認識していたのですが、知人からキャッシングも可能であるという事を聞かされ、偶然手持ちが無かったときに1万円を借りました。
その時はすぐに銀行から預金を下ろし返済をしたのですが、近くに銀行のATMが無い時には直ぐにキャッシングをする癖がついてしまいました。
自分自身の中では預金から下ろす替わりに一時的に借りて返すという認識で、当初は借りてはすぐに返すという事をしていました。
しかしながら、慣れとは怖いものでそのうち下ろした後も「あとでまとめて返済すれば良いや」という気持ちとなり、数日で返済していたのが、1ヶ月でまとめて返済するように変わっていました。
預金が十分あればそれで成立していたのですが、預金が無くなり出すと、借りた額の半分だけを1ヶ月に返済し、その借金を翌月に持ち越すようになりました。
借り出した当初は数日で返済していたので金利は殆ど付与されていなかったのですが、額が膨らみだすにつれて金利が重くのしかかるようになりました。
はじめてそこで即日キャッシングと金利の怖さを知りました。
1年も経過すると金利だけの返済となり、最終的に返済が難しい状況に陥りました。
自分では現状を打破する能力がなくなり、身内に助けてもらう事で最悪の事態は免れました。
キャッシング自体は非常に便利なものですが、自制心と計画性が大切である事を身をもって感じました。